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第1回 医療通訳登録研修を開催しました

日本エマージェンシーアシスタンス株式会社(略称:EAJ、本社:東京都文京区、代表取締役社長:吉田一正)は2017年7月7日(金)、東京本社にて「第1回 医療通訳登録研修」を開催いたしました。EAJのメディカルツーリズム等で現在実務に従事されている登録医療通訳者、アテンド通訳者(外国人患者の元に出向く通訳者)の方、また外部からも幅広い分野で活躍中の医療通訳・翻訳経験者(英語・中国語・ロシア語・アラビア語・フランス語)の方に参加いただき、計20名が集まりました。関東近辺から参加された方がほとんどでしたが、北海道等遠隔地からも数名の方にご参加いただきました。

当日は最初にEAJ代表取締役、吉田一正から、今後の日本の医療国際化事業拡大や医療通訳の育成の重要性について挨拶がありました。続いてEAJ顧問医の川合医師からは、狭心症の症状を富山弁で「胸がうい」という例などをあげられ、「診察の場で医療通訳はタブレットには替えられない存在。患者のキーワードを漏らさず拾って医師に伝えてほしい」との激励がありました。

研修の第1演者はEAJ国際医療事業部 麻田次長で、日本の医療制度と医療通訳、メディカルツーリズムについて概論を講義しました。次に、同事業部 鬼塚スーパーバイザーは「医療通訳に求められる知識、能力、スキル、倫理」という題目で、同事業部のコーディネーター、登録医療通訳を壇上にお呼びしてパネルディスカッションを行いました。会場参加者からも自らの経験談や檀上のコーディネーターへの質問、回答に関する感想等を多くいただき、活発に意見交換がなされ、知識を共有する場となりました。

午後はEAJ専任看護師の栗山より、「自己防衛」という題目で、感染対策とメンタル対策について講義がありました。会場参加者からも死産に通訳として立ち会った際の経験談などをいただき、喪失の場で医療通訳としてどう対処するべきか、また自分の心のケアをどうすればよいか等を考える機会となりました。

最後はEAJ専任救急救命士の川口より、「通訳のためのBLS(心肺蘇生法)」について講義がありました。参加者全員でAEDの使い方、胸骨圧迫の実技を行い、会場からは「知識として知っているつもりでも実際やってみると違う。1年に1度は練習したい」という声が多くあがりました。

当研修は、EAJの医療通訳業務に興味のある方を対象に、EAJの医療通訳者としての登録に際して必須の研修として、今回初めて開催したものです。また、現在既に医療通訳業務に関わっている方で、日々の業務に忙殺され医療通訳業務について総論を学ぶ機会が少ない方も対象とし、外部にも広く門戸を開いた研修とすることで、医療通訳者の育成と知識のブラッシュアップに貢献したいと考えております。

次回の開催は8月9日(水)を予定しております。

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