消化器のがん(食道がん)
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食道がんとは
23.09.29
食道がんは、食べ物や液体を胃に送るための管である「食道」内で発生するがんのことです
食道がんが発生すると、食道の内壁に異常な細胞が増えてしまい、正常な食べ物の通り道を妨げることがあります。 食道がんは、初期段階では症状がほとんど現れず、進行してから痛みや嚥下(飲み込み)の困難、体重減少、吐血などの問題が現れることが多いです。診断には内視鏡検査や画像検査、生検などが必要です。
食道がんは早期に発見して治療を始めることが重要であり、予防のためには健康的な生活習慣と定期的な健康診断が大切です。
食道がんに対し提案される治療の一例
手術:
初期段階の食道がんでは、食道の一部または全体を摘出する手術が行われることがあります。この手術は食道の再建を伴うことがあります。
放射線療法:
放射線療法はがん細胞を破壊するために使用され、手術前または手術後に行われることがあります。 なお、一部の食道がんは手術による摘出が難しい位置に存在することがあり、このような場合に放射線治療の一つである、粒子線治療が検討されます。粒子線はがん組織に高い線量を集中させることができ、周囲の健康な組織に与える影響を最小限に抑える特徴があります。
化学療法:
化学療法は抗がん剤を使用してがん細胞を攻撃し、がんの成長を抑制します。放射線療法と併用されることがあります。